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チャイナタウンの近く「中山庭園」の裏通り、足を踏み入れたとたん、逃げ出したい
衝動にかられた。そこは、見てはならないような、一種異様な、国籍の定かでない 人達が、ウツロな目をして昼間から、タムロしていた。
異臭を放ち、朽ちたビルの前で寝ている。まさに、ゴーストタウン。外国人は近寄ってはならない危険地帯だ。
危ない通りから、道一本隔てた隣が、朱塗りの中華門がそびえ立つ「チャイナタウン」 この界隈は品物が豊富で安く、いつも賑わっている。
バンクーバーは中国人が特に多い、サンフランシスコに次いで北米第2位の規模で一大勢力圏を築いていて、ものすごいパワーがみなぎっている。
そんな街の中の床屋に入ってみた、人の良さそうな夫婦がやっていて、入ったら直ぐ
に散髪台に座らされた。 主人の髪は薄くなって無いに等しい、電動バリカンを使うので直ぐに終わった、散髪料は日本円に換算すると500円位と安い、次々に客が来て、
店は結構繁盛している。アジア人がほとんどだが、金髪の客もいる、ここの店には若者 は来ないようだ。
中国人が国外に出て生きていくためには、三っの刃物のどれかを自在に使えこなす術を身に付けないといけないそうです、包丁か ハサミかカミソリ。
それは、料理人、服の仕立て、理髪の技術があれば世界中どこえ行っても生きていけるということです、まさにここはそんな原点を感じさせる熱い街です。
私は丁寧な英語で尋ねた「シーフードの安い店を教えて下さい」すると、仕事中の奥さんが、客をほっぱらかして、付いて来いと言う。 サッサと店を出て商店街を歩き
始めた、有り難いけど心配で 「客を待たして大丈夫?」・・・ 「主人は怒らないの?」
気がかりで尋ねるのだが 「No No 平気、平気・・・」 ワンブロックも歩いて「ここ がNo1の魚屋、これが肉屋、新鮮で安い八百屋」と教えてくれた。
奥さんは中国英語、私はジャパニーズ英語だが、何となく心も、言葉も通じたようだ。始めての日本人に、店をほっぽらかして、ここまで親切にしてくれるとは感激ものだ。
教えてもらった店で魚を買って、肉屋でソーセージも買った、野菜も何時もよりたくさん買って帰りました。
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