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ある日 ”Notice” お知らせの紙が一枚ドアの下から入れられていた。
「ドライヤー・ダクトの掃除を行いたいが、外からは出来ないので、貴方の部屋に入り、完全にきれいにしたい、つきましては上の階から仕事を始めます、8月16日(水)に行
います。マネージーと作業員と、いつも一緒に入室して仕事をします。質問、そしてペットについて何かありましたら、以下の者に電話下さい」という趣旨だ。
高層マンションに住んだことは無いし、何をするのか興味はあるものの、どんな人達が、どんな格好で、土足のまま上がりこんで作業するのだろうか・・・
ここは私の持ち物でもないし、面倒くさいので、いっそのこと当日外出して留守にしておこう。合鍵で入って適当にやって行くだろうし、万一汚れていたらクレームを出せばいいことだ。
他人が入室しても恥ずかしくない程度に片づけて出掛けた。夫はゴルフへ、私はいつものように、スタンレー公園1周のウォーキングに出た。
3時間ほど歩いて、買い物を済ませて帰宅した、6階に降りた途端、バキュームの吸い込む唸り音が響いていた。
「しまった、もう少し遅く帰るのだった!」と思ったが後のまつり。
「609号室ですが、何時頃になるの?」と聞いてみた。2:30分頃でしょうと言う返事だ、それまではまだ1時間以上ある、お昼を食べよう。しかし、煮炊きをするひまはない、ス
コーンとジュースでお昼にした。この頃「スーパー・バリユー」のスコーンがお気に入りで時々買ってくる、朝も食べた。夫は大き過ぎるとあまり気に入らないようだが、私は好きだ。早く終わって昼休みをしたいのに、こんな時に限って、なかなか来ない。
ノックをして3人の男が来た、やっぱり、土足で入ってきた。「Shoes・・・」と言いかけた、「Oh
shore!」と作業員は靴を脱いでくれた、ヤレヤレ〜。
洗濯室の天井を外して、ホコリと煤を取っているようだ、バキュームーの騒音は10分位で終わり、引き上げて行った。
テーブルの上も、ソファーも、薄い膜を張ったようにホコリで汚れている、昼寝どころではない、これから家中の掃除だ。
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